マレーシアニュース
【クアラルンプール】 中国・深センを旅行中の66歳の中国系マレーシア人男性が、スターフルーツを食べた直後に意識不明になる事件があった。 男性以外にも多くの人が意識不明になり、2人が死亡したとされ、果物に付着した農薬が原因との見方もある。中国の病院は意識不明になった原因などについてはっきりした説明はしておらず、こうした病院側の対応についても男性の家族は不満を募らせており、ブログなどでは「中国に行ったら気をつけよう」「北京オリンピックでもこうした事件が起きないことを祈る」といった書き込みが増えている。 男性は深センで働くエンジニアの息子を訪問したが、3月29日に青果市場で買ったスターフルーツを食べた直後に倒れ、深セン病院に運ばれた。集中治療室の医師は困惑した様子をみせるだけだったが、男性の妻がある専門医にスターフルーツを食べたことを話すと、同専門医は同様にスターフルーツを食べた十数人が意識不明となって病院に運び込まれ、2人が死亡したことを明かしたという。 男性の入院費用が1日1,000リンギもかかるため、家族はなるべく早い時期でのマレーシア移送を望んでいる。しかし航空輸送に当たって必要な書類を調えるために病状に関する詳細リポートの作成を深セン病院に依頼したが断られ、中国語で「スターフルーツを食べた後の食中毒」と書いた紙を渡されただけだという。 マレーシア保健省のリオウ・ティオンライ大臣は、「もしスターフルーツに付着した農薬が原因だとすれば、中国、特に深センを訪問するマレーシア人に対して注意を喚起せねばならない」と述べた。
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