マレーシア政治・外交ニュース
【クアラルンプール=アジアインフォ】 人民正義党(PKR)ワン・アジザ党首の辞職に伴う下院議会ペナン州ペルマタン・パウ選挙区の補欠選挙の投開票が26日に行われ、ワン・アジザ氏の夫で野党連合・人民同盟(PR)の実質的指導者であるアンワル元副首相が当選した。アンワル氏の政界復帰はマハティール前首相時代に解任されて以来、10年ぶり。 アンワル氏は3万1,195票を獲得。地元の利を活かして終始優位に選挙戦を進めた。公示日直前の出馬決定と出遅れた、与党連合・国民戦線(BN)から出馬したアリフ・オマル・シャー州議会議員は、BNの組織票を固めて追い上げたが1万5,524票と、アンワル氏の半分という惨敗に終わった。このほか弱小政党のマレーシア人民正義戦線(AKIM)のハナフィ・ハマット代表が独立候補として立候補していたが、わずか92票にとどまった。 投票率は81.01%で、無効票は447票。 アンワル氏は国政復帰後の9月16日を、与野党逆転のターゲット日と布告しており、今後はアンワル氏が訴追を受けている同性愛裁判の行方とともに、どれだけのBN議員が野党側に寝返るかが焦点となる。3月の総選挙における下院獲得議席はBNが140議席で、PRが82議席。与野党逆転を実現させるには30人がPRにくら替えする必要がある。
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