マレーシア安全情報ニュース
【ジョージタウン】 7月に国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録されたペナン島・ジョージタウンだが、高層ビルの建設計画が進んでいることから、早ければ来年にもステータスが見直される恐れが出ている。 ユネスコのアジア太平洋地域アドバイザーのリチャード・エンゲルハート氏は、ドイツの世界文化遺産登録地が景観にそぐわない近代的建物のために登録を抹消された事例を挙げ、ペナンで急ピッチで高層ビルの建設計画の認可手続きが行われていることに懸念を表明。開発計画は世界遺産委員会(WHC)に申請して承認を受けるべきであり、こうした責務を無視する政府は非難に遭うだろうと述べた。 ペナンでは、国民戦線(BN)率いる前政権時代に23階建てのビルを含む4件のホテル建設計画が承認を受けている。現ペナン地区政府も事態は認識しており、新規建設は5階建てもしくは18メートル以下に限るといったガイドラインの策定を進めているが、エンゲルハート氏は明文化された管理維持プランの策定が急務だと訴えている。
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