マレーシア政治・外交ニュース

2020年まで8%の経済成長率維持が必須 先進国入り達成に向け=政府見解
2010/01/30 12:41 JST配信

【クアラルンプール】 政府は28日に発表した政府改革プログラム(GTP)の計画表の中で、2020年までに先進国入りするには今後年間8%の国内総生産(GDP)成長率を維持する必要があると指摘した。
計画表では、1991−97年のGDP成長率は年間平均約9%であったのに対し、アジア通貨危機後の2000−08年は平均5.5%と約半分に落ち込んでしまったと報告。理由としては、低価格輸出国・低価格サービス国の地位をインド・ベトナム・中国などに取って代わられてしまったことが挙げられると分析した。投資においても、2000−07年のマレーシアの外国直接投資(FDI)年間成長率は1%しかなく、対してインドは30%、ベトナムは12%、中国は10%の割合で増加していると指摘した。
国家財政については、支出削減を行い財政赤字を早急に改善する必要が生じていると指摘。1997年より財政赤字は深刻化を増してきており、現在、経済刺激策として大きな支出が必要であるにもかかわらず、赤字解消策も打たなければならないジレンマを抱えていると分析した。そのため、▽財政支出を生産効率の高い、新しい方法で行う▽大きな負担である補助金を減らす▽経済の歪みを正す−−などの方策により優先順位をつけた支出を行っていくべきだと指摘した。
また、社会の改善も先進国入りの実現に重要な要因であるとし、治安・汚職・教育などの問題も指摘。治安については昨今犯罪率が高まっていることを改善急務事項としてあげ、汚職についても汚職監視組織、トランスペアレンシー・インターナショナル(TI)による国家清廉度ランキングにおいて、2009年は前年の47位より56位にランクを下げたことを指摘した。教育については、2007年に行われた国際数学科学研究報告によると、マレーシアの学生の20%が最低限の教育レベル以下に位置することが指摘された。

(ベルナマ通信、1月29日)
関連カテゴリ:政治・外交
© 2007 マレーシアナビ

ソーシャルブックマークへ投稿: みんトピに投稿 はてなブックマークに追加 newsingに投稿 Buzzurlにブックマーク livedoorクリップに投稿 FC2 に追加 ニフティクリップ に追加


最新の政治・外交ニュース

次期総選挙では農村での支持拡大に注力=アンワル氏
ネズミ駆除に対する報奨金制度、ペナン市は再実施せず
政府への信頼度、マレーシア人は52% NGOへの信頼度を下回る=民間調査
マレーシア中銀、政策金利を3%で据え置き インフレは低水準維持と予想
中央銀行、外国為替取引の規制を緩和

最新のマレーシアニュース

プロドゥア、「アルザ」の新バリエーションを発表
テナガとペトロナス、サバ州でガス火力発電所を建設
次期総選挙では農村での支持拡大に注力=アンワル氏
ネットの経済への貢献度、マレーシアは高い水準=マッ...
豪ライナス、レアアース工場の暫定認可取得 条件満た...

関連記事 powered by weblio

この話題に関するブログ(0件)

この記事に対するトラックバックはまだありません

この記事を引用してブログを書くことができます。下記タグをご利用ください。

TrackBack URL
http://www.malaysia-navi.jp/trackback/100129064156

<広告>
マレーシア旅行
マレーシア旅行
マレーシアナビ! > マレーシアニュース > 政治・外交 > 2020年まで8%の経済成長率維持が必須 先進国入り達成に向け=政府見解
ニュース提供:マレーシアニュース - 日刊アジアインフォ
ホーム - マレーシアニュース - お役立ちリンク - 会社概要 - お問い合せ
マレーシアナビ!©2007 ASIA INFONET (M) SDN BHD

本サイトの文章および写真を許可なく複製することを禁じます。

A1505, Damansara Intan, e-Business Park
No.1 Jalan SS20/27, 47400 Petaling Jaya Selangor D.E. Malaysia
電話:+60-3-77276201 ファックス:+60-3-77276195