マレーシアニュース
【クアラルンプール】 首相付特別事務官のナシル・サファー氏が2日、マラッカで行われた1マレーシアセミナーにおいて、人種差別・暴動扇動と取られる発言を行ったと批判が高まる中、警察が調査に乗り出す意向であることがわかった。 同氏はスピーチの中で、中国系・インド系国民のことを「ペンダタン(よそからやってきた移民の意)」と呼称、彼らが公立教育機関で教育を受ける均等な機会を要求するならば、国籍剥奪も辞さないとの内容の発言を行った。同席していたマレーシア華人協会(MCA)と、マレーシア・インド人会議(MIC)の党首らは憤慨、退席した。 ムサ・ハッサン警察長官は、この件に関して既に様々な場所から12件の警察届けがあったと報告。同長官は、警察は届けに基づいて調査を行う方針であり、今回はマラッカ州で起こったことであるので、マラッカ州警察に調査が任せられると語った。 首相府省はこの発言について、ナジブ首相の意見は全く反映されていないことを主張、ナシル氏はすでに辞表を提出したと報告している。 ヒシャムディン・フセイン内務相は、警察が調査に乗り出したと報告。調査結果を検証し、事の真偽を見極めたいと語った。その一方で、ナシル氏はナジブ首相とともに30年以上働いており、民族差別発言の意図は全くなく、単に口が滑ったのではないかとも語った。
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