マレーシア経済ニュース
【深セン(中国)】 ベルジャヤ・コープは4日、中国の自動車メーカー、比亜迪汽車公司(BYD)との間で覚書を締結。BYDの小型車「F0」(排気量1リッター)モデルをマレーシアで東南アジア向けに組立を行なう方向で検討に入る。ベルジャヤのフランシス・リー取締役は、年内に最終合意に漕ぎ着けたい考えを示した。 「F0」は中国国内で5,000—7,000米ドルで販売されているが、左ハンドル・バージョンしかないため、右ハンドルに改造するにあたっての事業化調査を実施。生産が実現した場合にはベルジャヤが販売を手掛けることになる。工場はベルジャヤが土地を保有するセランゴール州ラワン付近のブキ・タガルでの建設を予定しているが、当面ベルジャヤが15%出資しているケダ州クリムのイノコム車の既存組立工場で行なう選択肢もあるという。 ただ昨年見直しが行われた国家自動車政策(NAP)の下では排気量1.8リッター以上のガソリンエンジン車に限って生産ライセンスの凍結が解除されており、ベルジャヤは排気量の小さい「F0」生産を行なうに当たって政府に承認を得る必要がある。 BYDは生産台数が中国国内4位で、昨年の販売台数は45万台だった。77カ国に輸出しており、今年は80万台の売り上げを目指すとしている。
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