マレーシア経済ニュース
【ペタリンジャヤ】 物流各社は昨年の通年決算で比較的好調な利益を計上、今年は経済回復の波に乗り、事業拡張に注力する方針だ。 センチュリー・ロジスティクス・ホールディングスは現在、需要の増加に応えるために運搬、倉庫事業の拡張を実施している。国内外の企業からのアウトソーシング事業への需要が増えており、中東などへの輸出も実施しているという。今年は倉庫事業の拡大に加え、人的資源やシステムのアップグレードに2,500万リンギを投資する方針で、経済の本格的な回復に備える。 浮体式石油貯蔵・積出設備(FSU)への需要も国際石油価格の安定に伴い、順調に回復している。センチュリーは現在、6隻のタンカーを所有しており、ジョホール州タンジョン・プルパス港やパシル・グダンにおいてFSU事業を行っている。今後は国内の別の港でのFSU事業展開も検討している。 センチュリー・ロジスティクスの2009年通年の売り上げは2億1,090万リンギで、前年比28.7%増加。純利益も前年比51.4%の大幅増となる2,090万リンギだった。2009年は新規顧客の獲得に加え、既存の顧客の事業拡大による委託業務も増え、また、石油価格の安定により、石油・ガスの運搬事業への需要も増えた。 フレイト・マネジメント・ホールディングスは今年、海上・海上輸送のセールス部門における人的資源に投資する方針だ。同社の売り上げの80%以上は運搬事業が占める。マーケティング活動を積極的に展開し、航空輸送部門も強化する方針だ。 フレイト・マネジメントの2009年下期の売り上げは1億2,440万リンギとなり、前年同期比で微減となった。純利益は810万リンギで、前年同期比20.9%の増加を記録した。
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