マレーシア政治・外交ニュース
【プトラジャヤ】 アンワル・イブラヒム氏が、1998年に副首相、財務相の職を解かれたのは不当とし訴えていた裁判の上告審で、連邦裁判所は8日、閣僚の任免権は首相にあるとして訴えを退け、アンワル氏の敗訴が確定した。 アンワル氏は「副首相、財務相の罷免権は国王にあると憲法で規定している」と主張。マハティール当時首相が憲法に違反し解任に当たったとの宣言を請求し高等裁判所に訴えた。高裁は請求を棄却。控訴裁判所も2007年の判決で訴えを退けていた。 連邦裁判所はアラウディン・モハマド控訴院長官を含む3人の裁判官で審理。判決で「閣僚の任免権は首相にあり、国王は立憲君主として首相の助言に従う。国王に首相の助言を拒否する裁量権はない」と指摘。罷免権を行使したのは首相との原告の主張は正しくないと退けた。
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