マレーシア統計・調査ニュース
【クアラルンプール】 香港のリスク調査会社のポリティカル&エコノッミック・リスク・コンサルタンシー(PERC)が行なったアジア太平洋地域16カ国・地域を対象とした汚職程度調査で、マレーシアは前年からランクを一つ上げたものの良い順で9位にとどまった。 アジア太平洋地域で働く中上級ランクの外国人を含むビジネスマン2,147人を対象に、昨年12月から今年2月にかけて行なったもの。PERCは1月に発表したリポートの中でマレーシアについて、少数のエリートグループが国家の行方を左右しており、不安定さを増していると指摘。空軍戦闘機エンジンの横流しや宗教絡みの暴力事件、テロ容疑者の拘留、司法制度の健全性の問題などに触れている。 最良と評価されたのはシンガポールで、これに▽豪州▽香港▽米国▽日本▽マカオ▽韓国▽台湾——が続いた。反対に最悪と評価されたのはインドネシアで、これにカンボジア、ベトナム、フィリピン、タイと続いた。中国は昨年より2つランクを下げてマレーシアに次ぐ10位、インドは2ランク上げて11位となった。 マレーシアに対するPERCのリポートについてムヒディン・ヤシン副首相は、「マレーシアが不安定な方向に向かっているというナンセンスなもの」であり、悪意に満ちたものだと批判。マレーシア人は幸福であり、いかなる災害にも民族間の抗争、戦争にも直面していないと強調した。
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