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ベルジャヤ総帥、慈善団体に5億リンギ寄付 スポーツ賭博会社売却益批判かわす狙い
2010/06/08 06:21 JST配信

【クアラルンプール】 ベルジャヤ・グループのビンセント・タン会長兼最高経営責任者(CEO)は5日、アスコット・スポーツの株式70%のベルジャヤ・コープへの売却益5億2,500万リンギを全額慈善団体ベター・マレーシア・ファンデーション(BMF)に寄付することを明らかにした。
アスコット・スポーツは5月、政府よりスポーツ賭博の免許の交付を受けている。残りの30%はビンセント氏の息子、ロビン・タン氏が保有している。BMFは無利子奨学金や医療機器を無償で提供している団体。
寄付の理由として同会長は、スポーツ賭博免許を交付されたことについて各方面から批判の声があがり、政府高官や政党にも賄賂を送ったのではないかと言われているため、そのような事実は全くないということを強調、寄付を行うことで潔白を証明すると説明。また、免許交付により同氏は1センの利益も受け取らないことを強調するためと語った。
ベルジャヤ・コープはアスコット・スポーツの買収を無償還無担保転換社債(ICUS)6億1,446万リンギの発行によりまかなう予定。また、同氏所有のシンガー(マレーシア)、セブン・イレブン・マレーシアをそれぞれ3億6,000万リンギ、6億リンギで売却することも検討しているという。また、ベルジャヤ・リテールの上場も検討している。
今後アスコット・スポーツは9月にスポーツ賭博を開始する予定で、FIFA(国際サッカー連盟)ワールドカップ(W杯)のサッカーくじの販売は行わないことを発表。国内での違法賭博が年間200-300億リンギにのぼるという試算に則ると、合法化した場合政府に年間1−3億リンギの利益を貢献することができると指摘し、補助金削減、廃止時のための良い財源となると語った。

(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、6月6−7日、ベルナマ通信、6月5日)
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