マレーシア文化・芸能ニュース
【クアラルンプール】 25年以上にわたってカメの研究を行っているチャン・エンヘン博士によると、マレーシアにおけるカメの個体数が減少し危機的水準に達している。 最大のウミガメであるオサガメと最小のヒメウミガメは、事実上絶滅状態にあるという。オサガメは、1950年代にはトレンガヌ州で1万頭もの産卵のための上陸がみられたが、現在はほぼゼロとなっている。ヒメウミガメは80年代半ばには平均500の産卵がみられたが、2005年を最後に途絶えている。トレンガヌ州では10の浜辺が海ガメの聖域として指定されているが、係官による毎日の見回りもろくに行われておらず、漁民が食用のために採取する状態が野放しとなっているという。 淡水カメや陸ガメでは、アジアに生息する約100種のうち18種が生息するが、生息分布や個体数についてはウミガメのようには分かっていない。リバーテラピンなど2種については保護プログラムがあるが、残りの16種については密猟されるままとなっているという。
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