マレーシアニュース
【クアラルンプール】 米シンクタンクのヘリテージ財団と米経済誌「ウォールストリートジャーナル」が公表した、「2010年経済自由度指標」によると、マレーシアは経済自由度で調査対象の179カ国・地域中59位となった。アジア太平洋地域の41カ国中では9位にランクイン、スコアは世界平均、域内平均を共に上回った。 スコア数ではマレーシアは64.8で、昨年から0.2%の上昇となった。経済自由度ランキングは▽ビジネス▽貿易▽財政▽政府支出▽通貨▽投資▽金融▽不動産利権▽汚職度▽労働−−の10分野から経済の開放度を集計したもの。 マレーシア政府による、ビジネス環境の改革政策などが高く評価された。特に、金融分野のスコアは84.3で、政府による金融セクターの自由化による規制緩和が評価された。一方で、投資分野の開放度は30.0と10の分野で最も低かった。 労働分野は最低賃金の設定がなく、雇用プロセスもシンプルで比較的開放度が高いという。また法人税率や最高賃金も適度で、税負担も国内総生産(GDP)比では低いと評価した。加えて、マレーシアの金融セクターは世界金融危機を乗り越え、外国投資を制限していた規制が撤廃されたことなどが評価された。 一方で、汚職や司法システムは依然として政治的影響を受けることが多く、経済自由化への足かせとなっていると指摘した。
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