マレーシアニュース
【香港】 国際通貨基金(IMF)は、マレーシアの今年の国内総生産(GDP)予想を4.7%から6.7%に上方修正した。また2011年については、5.3%を予想している。 IMFは10.1%を記録したマレーシアの第1四半期のGDP成長率が、4月時点での予想値を全般的に上回っていると指摘し、第2四半期の経済活動も活発さを維持していると分析。アジア域内の経済活動が、輸出の継続的浮揚と強固な国内の民間需要によって下支えされたとし、マレーシアを含む東南アジア諸国連合(ASEAN)5カ国の今年通年の経済成長予想を最低6.0%に上方修正した。 IMFは2010年下期のアジア経済の展望について、ユーロ圏経済との金融面での直接的つながりは限定的であるが、世界的に波及する欧州経済の回復の行き詰まりは貿易と金融チャンネルを通じてアジアに影響を及ぼすだろうと指摘。多くのアジア経済、特に新興工業経済やASEANは国外需要への依存度が高く、欧州向け輸出は米国向け輸出と同程度の比重をもつが、こうした欧州市場向け輸出の軟化を中国やインド、インドネシアなど大きな国内市場をもつアジアの需要拡大が相殺するだろうとした。
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