マレーシアニュース
【クアラルンプール】 マレーシア自動車協会(MAA)は20日、会員企業による2010年上半期(1—6月)の自動車販売台数が30万1,077台で、前年同月比19.8%の大幅増となったと明らかにした。 上半期の販売台数としては2005年ぶりの高い水準で、MAAのアイシャ・アハマド会長は、景気回復とそれにともなう消費者心理やビジネス状況が改善したためと分析した。上期の好成績にともない、MAAは通年の販売予想を従来の55万台から57万台に上方修正した。2009年の販売台数は53万6,905台だった。 1—6月の乗用車販売は27万1,873台となり前年同月比で19.0%、商用車は2万9,204台で同27.6%のそれぞれ増加となった。乗用車が全体の76%を占め、多目的車(MPV)が21%、スポーツ多目的車(SUV)が2%、窓付きバンが1%だった。 また上半期の生産台数は29万3,783台となり、前年同月比で27.8%の増加となった。乗用車は26万9,884台、商用車は2万3,899台となり、それぞれ29.1%、15.1%の増加となった。 6月単月の自動車販売は5万4,005台となり前年同月比で19.4%となった。 7月の見通しについてアイシャ会長は、前年同月比では増加傾向が続くとみられるものの、前月比では納車待ちに対応するために横ばいにとどまると予想。利上げの影響については軽微なものにとどまるとした上で、燃料価格の引き上げについてはタイやインドネシアなどに比べるとまだ安いと指摘し、自動車販売の勢いは維持されるもののより小型車にシフトする傾向は続くだろうと述べた。 またハイブリッド車については、業界が政府に優遇策の拡大を働き掛けていることを強調。環境に優しいハイブリッド車や電気自動車の普及に向け、政府がインフラを整備する必要があると述べた。
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