マレーシアニュース
【クアラルンプール】 市場調査のニールセンが行った最新調査によると、マレーシアの消費者景況感指数が今年第2四半期に99ポイントとなり、98ポイントだった第1四半期から1ポイント上昇した。 ニールセンの消費者景況感調査は2005年から実施されており、今年は48カ国、約2万7,000人の消費者より信頼感や主な懸念事項、消費動向などに関して調査を行った。指数は100を基準に100以下が悲観的、100以上が楽観的な傾向を示す。 ニールセン・マレーシアのコウ・クアンフア社長によると、多くのエコノミストが今年の国内総生産(GDP)成長率の予想を、第1四半期の10.1%という大幅成長を受けて引上げたことが消費者景況感の改善に繋がった。昨年と比べると高い水準であるが、2005、2006年の景況感指数の水準と比べるとまだ低いという。 回答者の78%が家庭の支出を減らすために消費傾向を今後も節約志向にするとしており、経済に関する慎重さは依然として残るという。そのため、家庭外の娯楽やパソコンや携帯電話のアップグレードなどに関しては慎重な傾向が続くと見られる。 アジア太平洋地域14カ国における消費者景況感指数の平均値は101ポイントで、最も悲観的だったのは日本で55ポイントだった。その他の主な国は▽韓国(56)▽台湾(84)▽タイ(92)▽ニュージーランド(98)−−となっている。 同指数は世界的全体では93ポイントとなり、成長傾向にあるアジア諸国市場での景気高揚感が債務危機に苦しむ欧州の悲観的な消費者景況感を相殺する形となった。
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