マレーシアニュース
【クアラルンプール】 ムヒディン・ヤシン副首相は2日、8カ国からの入国者を対象とした空港到着時に訪問ビザを発行するする到着査証(VOA)制度を無期限で廃止すると発表した。対象の8カ国は▽中国▽インド▽ブータン▽ネパール▽バングラデシュ▽ミャンマー▽台湾▽コモロ連合−−。 外国人労働者及び違法移民問題に取り組んでいる閣内委員会が決定したもので、VOA制度を悪用してマレーシアに観光客として入国した後に不法に就労している外国人が増えており、問題となっていることを受けた措置。 VOA制度は2007年の「ビジット・マレーシア・イヤー」に際して2006年に導入されたが、多くの外国人が訪問ビザの期限が切れた後もオーバーステイをしているのが現状だという。今年2月、政府は4万人ものインド人がVOA制度を悪用してマレーシア国内で不法就労しているとの問題を受け、インドからの入国者を対象としたVOA制度を一時停止すると発表していた。 ン・イェンイェン観光相は、VOA制度の廃止は、制度を利用している外国人の数が少ないために観光産業への影響は大きくないとコメント。昨年マレーシアを訪れた外国人2,365万人のうちVOAを利用したのは9,000人に過ぎないと明らかにした。
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