マレーシアニュース
【クアラルンプール】 世論調査機関のムルデカ・センターが行った最新調査によると、新聞などの既存の主要メディアを信頼してないと答えた人は60%に達した。今年の新聞発行部数が2009年に比べて落ち込んでいることを反映する結果となった。 6月27日から7月25日にかけて行われた同調査では、半島部在住の華人590人、マレー人413人が回答。マレー人は57%が主要メディアを「信頼していない」と回答、「信頼している」は33%にとどまり、「わからない」が10%だった。華人の場合は「信頼していない」が58%とさらに多く、「信頼している」は30%、「わからない」が12%だった。新聞社の幹部らは、特定の政党寄りの報道姿勢が新聞離れに繋がったのではないかと分析している。 ただ80%の回答者が新聞を主要な情報源と考えており、過去1カ月の間にオンライン・ニュースにアクセスした人は21%にとどまり、その多くが主要メディアのオンライン版だった。独立系メディアについては、多くの回答者が主要メディアよりは信頼できるが完全には信頼しないと評価した。 この調査結果について討論したフォーカスグループのメンバーからは、政府の検閲によりメディアの自由が保証されていないとか、マレー紙が最も偏向しているといった指摘があった。
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