マレーシアニュース
【クアラルンプール】 ナジブ・ラザク首相は17日、国家主要経済領域(NKEA)ワークショップにおいて、2020年までに国民総所得(GNI)は1兆7,000億リンギにまで上昇し、高所得国の仲間入りを果たすとの見通しを明らかにした。2009年のGNIは6,000億リンギ。1人当たりの平均年間収入で見ると現在の2万2,000リンギから4万9,500リンギに上昇する計算だ。 首相は、世界銀行(WB)の定めた高収入国のカテゴリーに入るためには2011−2020年の間に5−6%の経済成長を達成していかなければならないと説明。よってこの間、2兆2,000億リンギの資金拠出を行って経済変革プログラム(ETP)を実行していくと語った。 ETPでは雇用市場の著しい成長を目標としており、高収入職業のための基本技術取得の強化が図られる。具体的にはNKEA12分野において330万人分の雇用が創出される予定で、このうちの63%が中高所得職となる。現在の中高収入職の割合は全体の43%にとどまっている。新規雇用の46%が少なくとも高専、短大(ディプロマ)卒の資格を求めている。高収入国入りを果たすための重点プロジェクトの具体的な内容は、9−10月に行われる「ETPオープン・デイ」において明らかになる。 NEKAの融資については92%が民間融資でまかなわれ、このうち国内直接投資(DDI)が75%、外国直接投資(FDI)が25%になるという。また、プロジェクトの正しく速やかな実行のため、政府業績管理導入局(PEMANDU)の中の経済改革局(ETU)が監視を行う予定だ。
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