マレーシアニュース
【クアラルンプール】 マレーシア・リンギを中国元との取引対象外貨に加えると発表した中国外匯交易中心(CFETS)は19日、基準値を1中国元=0.46204リンギに設定してリンギの取引を開始した。1日あたりの変動幅は上下限がそれぞれ5%となっている。 ブルームバーグによると、今年年初のスポット・レートは0.4985リンギで、開始前日の18日は0.4630リンギだった。リンギ取引は人民元の国際化をさらに促進させることが狙い。これまで米ドルに頼っていた中国とマレーシアの2国間貿易決済における中国元利用を促進するとともに、マレーシアへの資金や送金コストを引き下げる効果がみこまれるという。 これまでに人民元との取引が認められている通貨は米ドル、香港ドル、円、ユーロ、英ポンド——の5つで、リンギは6つ目となる。 2009年の馬・中両国の貿易額は1,162億リンギ(363億米ドル)で、マレーシアにとり中国は最大の貿易相手国となった。マレーシアの対中輸出額は2010年上半期に403億リンギに達し、シンガポールに次いで第2位。輸出全体の13%を占めた。 こうしたことから馬・中両国の中央銀行は2009年2月、総額400億リンギ(800億人民元)のスワップ協定を締結。マレーシア中央銀行バンク・ネガラのゼティ・アクタル・アジズ総裁が両国の通貨建てで行うことを認める方向検討を行っていることを明らかにしていた。
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