マレーシア文化・芸能ニュース
【プトラジャヤ】 死亡した夫がイスラム教に改宗したとされ、イスラム教の儀式に則り埋葬されたことを不服として、未亡人のカリアンマルさんが起こした裁判の控訴審で、控訴裁判所は20日、イスラム教への転向、イスラム教放棄に関する管轄権はイスラム法廷(シャリア)にあるとの判断を示した。 死亡したのはエベレスト登攀(とうはん)隊の一員だった元軍人のムーティー氏。同氏は1998年、訓練中に転落し下半身不随になり、車椅子の生活を送った。2005年12月20日に死亡した。 カリアンマルさんは21日、故人はヒンドゥー教徒であるとの証明をクアラルンプール高等裁判所に請求。一方、連邦直轄地イスラム教委員会は、故人は死ぬ前にイスラム教に改宗していたとの認定をイスラム法廷に請求。委員会だけの証言で改宗があったと認定された。故人は28日、イスラム墓地で埋葬された。 高裁は28日、個人が信奉する宗教が何であるかを決定する権限はないと門前払い。これを不服としてカリアンマルさんが控訴していた。
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