マレーシア社会・生活ニュース
【クアラルンプール】 6月ごろから局地的な大雨をたびたび降らせているマレー半島西部の不安定な天候は、10月末ごろまで続く見通しだ。 気象局によると、今年は東部赤道太平洋の海水温が低下するラニーニャ現象が原因で多雨になっている。太平洋の冷たい海水が温かい海水を東南アジア方面に押し出していることが原因で雲が発生しやすく、雨量は例年より10—20%増加すると見られるという。6月現在、観測所38カ所のうち20カ所で平均雨量を上回る降雨があった。各地で突風を伴って大雨に見舞われており、マラッカ州ジャシンでは先ごろ3人が死亡した。 なおラニーニャ現象の影響は来年まで続くとみられるが、北東モンスーンに変わる11月には多雨の天候に変化が表れるとみられるという。 海水温の上昇はマレーシアやタイ、インドネシア、フィリピンで観測されており、海水温は摂氏32度にも達している。このため各地でサンゴの白化現象が起き、ダイビング客に人気のスポットが次々と閉鎖される事態となっている。
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