マレーシア経済ニュース
【クアラルンプール】 国内金融機関はグリーン技術産業の大きな可能性を見据え、まだ先進国のように大規模ではないものの融資を拡大する傾向にある。政府は2010年予算の中で「グリーン技術融資スキーム(GTFS)」 を発足、融資枠は15億リンギ規模となった。 ピーター・チン・ファークイ エネルギー・グリーン技術・水相は、現在までで既に43プロジェクトが承認、6社、1億1,600万リンギが銀行から低金利融資を受けたと報告。11万4,691トンの二酸化炭素削減に貢献すると報告している。 先ごろ営業免許を受けた三井住友銀行はマレーシア製造業者連盟(FMM)とタイアップし、国内で最初のグリーンイニシアティブ融資を発足する予定。融資規模は2億米ドルで▽再生可能エネルギー▽リサイクル▽廃棄物処理−−などの分野に融資を行う。 CIMBバンクは信用保証公社(CGC)と共同で1億5,000万リンギ規模のGTFSを提供している。 HSBCバンクは10月までグリーン技術融資キャンペーンを行っており、グリーン技術を使ったプロジェクトに優先的に融資を行っている。 マラヤン・バンキング(メイバンク)はグリーン技術融資に積極的に取り組んでおり、今までに▽水処理プラント▽廃棄物リサイクルプラント▽パーム油バイオマス水蒸気発電所▽グリーンビルディング建設−−などに融資を行った。フィリピン・インドネシア・中国・ベトナムなどの大規模な海外プロジェクトにも融資を行う方針だ。 スタンダード・チャータードもグリーン技術を使ったプロジェクトに積極的に融資を行っている。 勅許公認会計士協会(ACCA)では、グリーン技術企業についての研究会や株主勉強会を積極的に行っている。グリーン技術関連企業の情報を学生や株主に提供し、将来性や利益性等を検討する材料を提供している。
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