マレーシア経済ニュース
【クアラルンプール】 国営石油会社ペトロリアム・ナショナル(ペトロナス)の子会社で近く上場が予定されているペトロナス・ケミカルズ・グループ(PCGB)は中長期的に買収を行い生産能力を拡大する方針だ。PCGBは域内最大規模の石油化学メーカー。 PCGBが発表した新規株式公開(IPO)の目論見書によると、国内外での企業買収を通じて製品ポートフォリオと生産能力の拡大を行う。新たなプラントの建設も予定している。PCGB傘下には22社の石油化学関連企業があり、合計の資産額は3月末時点で270億リンギとなっている。 PCGBの3月末締め通年決算では売り上げが122億リンギで前年の124億リンギから減少、純利益も26億リンギで、34億リンギだった前年から減少した。 PCGBはサバ・サラワクにおける事業拡大を検討しており、大規模なアンモニア・尿素生産設備の建設も予定、現在実現可能性調査を行っており、今後投資額などを決定する方針だ。他にもマレーシア半島部における統合精油・石油化学コンプレックスの建設により石油化学製品の原料となるナフサなどの生産プロジェクトもある。 目論見書では上場の規模は明らかにされていないが、62.4億リンギの資金調達が行われるとの報道がでている。
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