マレーシア経済ニュース

バイオオイル生産工場15カ所、カナダ企業の協力で建設へ
2010/09/09 12:24 JST配信

【ペタリンジャヤ】 プレミアム・リニューアブル・エナジーは、カナダのオタワに本拠を置くエンシン(Ensyn)社と協力して、発電及び運輸機器燃料向けのバイオ・オイル生産工場を2015年までに少なくとも15カ所建設する予定だ。アナンド・セルバラトナム社長が明らかにした。バイオ・オイルは熱分解油とも呼ばれ、バイオマスから抽出される。
プレミアム・リニューアブルは、向こう5年で生産工場5カ所を建設する計画。ある大手国内アブラヤシ農園業者との間ですでに供給合意を結んでおり、最初の工場は2011年第2四半期の稼働を予定している。他の農園業者2社との間でも、他の工場の稼働に向けて交渉を行なっている。すでに発電能力30メガワット(MW)のバイオ・オイル専用発電所の建設能力をもっており、2012年までには輸送機器燃料への変換能力をもつ見通しだ。
建設予算については明らかにしなかったが、合弁相手先から受ける出資と借り入れにより賄う予定。全体の70%を占める借り入れ部分に関しては、すでに国際的な金融機関数社と融資交渉を行っており、好感触を得ているという。
アナンド社長によると、国内のパーム油産業が生み出すバイオマスは年間6,000万トン。うち3,200万トンが空果房(EFB)や繊維から成り、1,100万トン、90億リンギ相当のバイオ・オイルが生産できるという。

(ザ・スター、9月8日)
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