ホーム > 経済 > DRB、「プロトンシティー」に生産集約か シャアラム工場は再開発の可能性

DRB、「プロトンシティー」に生産集約か シャアラム工場は再開発の可能性

2012年08月27日 20:08 JST配信

【ペタリンジャヤ】 DRBハイコムは向こう5年で10億リンギを投じてペラ州タンジョン・マリムの「プロトン・シティー」を拡張する方針を明らかにした。自動車アナリストは、プロトンの生産事業を1カ所に集約させることにつながるとの見解を示した。

アナリストによるとシャアラムにあるプロトンの所有地の広さは250エーカー。総開発価値は10億リンギ以上と見込まれている。

OSKリサーチは昨年発表したリポートの中で、シャアラムの土地の売却は5億リンギ規模となると予想している。また、プロトンがこの土地を利用して住宅不動産を開発する可能性もあると指摘している。

プロトンにとってはシャアラムからタンジョン・マリムへの生産施設移転は良い動きと見る意見がある一方で、従業員はタンジョン・マリムへの移転に消極的で、すべての生産設備や機器類をタンジョン・マリムに移転させるコスト負担などを考慮する必要もあるという。

別のアナリストは、「プロトン・シティー」の拡張計画は生産事業移転ではなく、不動産開発がメインとなる可能性があるとコメント。ペラ州のザンブリー・アブドル・カディル首相は南北高速道路から「プロトン・シティー」へのアクセス改善などのインフラ整備や商業施設および学校の建設が行われると発言している。「プロトン・シティー」は1996年に初期投資額25億リンギをかけて開発されがその後開発は低速化し、全体の30%までしか開発が行われていなかった。

プロトンのウェブサイトによると、同社は「プロトン・シティー」を2020年までに完全に開発するとの目標をかかげている。

RHBリサーチは、DRBハイコムは「プロトン・シティー」の開発よりもプロトンが抱える問題を解決することが重要だと指摘。タンジョン・マリムの生産設備の稼働率は40−50%。今後は外資系自動車メーカーとの事業提携も視野に検討を行うべきとの見解だ。

(ザ・スター、8月25日)

関連カテゴリ: 経済

このサイトに掲載されている記事はアジアインフォネットが提供しております。