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ライナスのレアアース施設に暫定事業免許 原子力発電認可局が向こう2年間

2012年09月07日 06:15 JST配信

【クアラルンプール】 豪ライナス・コープは5日、パハン州ゲベンで開発を進めている世界最大級のレアアース(希土類)製錬施設建設について、原子力発電認可局(AELB)より9月3日から向こう2年間の暫定事業免許を獲得した。

ライナスが進めているのは、ライナス・アドバンスド・マテリアルズ・プラント(LAMP)プロジェクトで、豪ライナスのニコラス・カーチス取締役会長は、2013年第1四半期までにレアアース・コンセントレート(濃縮物)を1万1,000トン生産する計画であることを明らかにした。

プラント建設の第1期は今年末までに完了する予定で、10月にも生産を開始するという。投資額は3億7,000万米ドル。第2期は来年第2期までに終了し、60−70%の稼働率となる見込みだ。投資額は2億5,000万米ドル。来年末をメドにフル稼働を予定しており、年間の生産量は2万2,000トンと予想している。

■環境団体は差し止め請求■

レアアース・プロジェクトに反対している環境団体、「セーブ・マレーシア、ストップ・ライナス(SMSL)」は同日、裁判所にAELBからの暫定事業免許の差し止め請求を行った。

また「ストップ・ライナス連合(SLC)」と「バダン・ベルティンダク・アンチ・レアアース・リファイナリー(BADAR)」は、稼働差し止め請求に関するクアンタン高裁における審理が続いている中にあって、どうしてAELBが事業免許を出すのか理解に苦しむと批判した。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・サン、ザ・スター、9月6日、ベルナマ通信、9月5日)

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