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タイと共同で「ラバーシティ」開発へ 首脳会議で合意、ケダ州近辺で

2012年09月11日 12:34 JST配信

【ウラジオストク(ロシア)】 ロシアのウラジオストクで開かれていたアジア太平洋経済協力会議(APEC)の閣僚会議に出席したナジブ・ラザク首相はタイのインラック・シナワトラ首相と会談を行い、ゴム製品の生産を推進するための「ラバー・シティ」を共同で建設することで合意した。

「ラバー・シティ」は両国の国境近くのケダ州近辺において開発される見通しで、マハティール・モハメド元首相が開発を行うエリアを選定するという。

ナジブ首相によると、インラック首相は、マレーシアとの国境地帯であるタイ南部における教育や職業訓練、中小企業の支援などを強化し、安定化を図ると述べた。

インラック首相はナジブ首相に対して、10月にも両国外相が出席して国境地帯の安定化を図る委員会の会合を行うべきとの提案をした。 

ナジブ首相は豪州のジュリア・ギラード首相とも会談を行い、両国間の懸案となっている難民交換に関する今後の発展について協議を行った。また、昨年、前年比11%の増加となった両国間の貿易をより拡大させるために努力することで合意した。

ニュージーランドのジョン・キー首相との首脳会談では、両国間の自由貿易協定(FTA)が調印されたことを受け、二国間貿易が拡大したことを確認。キー首相はマレーシア政府に対して、ニュージーランドから平和維持軍が派遣されているアフガニスタンのバーミヤン地域でのマレーシア政府による医療面のサポートに対して感謝の意を示した。

ナジブ首相はロシアのプーチン大統領との会談で、マレーシアを訪問するロシア人の数を増やすことを目標としていると指摘。また、石油・ガス産業以外の石炭などのエネルギー産業におけるロシアとの協力関係構築に期待していると述べた。

プーチン大統領は原子力エネルギー開発や軍隊向けハードウェア、通信などの分野のハイテク技術の提供に前向きな姿勢を示した。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、9月9日)

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