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サバ・サラワク出身者の雇用、星政府が制限か

2012年09月11日 18:38 JST配信

【ジョホールバル】 シンガポール政府は、サバおよびサラワク州出身の先住民族男性の就労可能年齢を35歳以上に引き上げたもようだ。同国政府は18歳以上のマレーシア人の就労を認めている。

サバ・サラワク州出身者の多くがシンガポールで就労しているが、ケンカや犯罪行為に手を染める者が多いため、就労制限が厳しく設定されることになったという。サバ・サラワク出身のマレーシア人の多くはシンガポールで非技術労働や雑役夫として働いているという。35歳以下の両州出身者で既にシンガポールで就労している労働者については、労働許可の更新が不可能となる。

サバ・サラワク州の先住民族ダヤク族およびイバン族の団体、ガガサン・ダヤク・イバン・ベルサトゥ・マレーシア(GAIU)のサイ・マラカ会長によると、シンガポール人材開発省(MOM)は正式に発表をしていないが、サバ・サラワク出身の先住民族男性で、35歳以下の労働者による就労許可の申請が自動的に却下される事態になっているという。同会長は、就労制限に関して非常に差別的であると批判。シンガポールでの就労ができなくなったサバ・サラワク州出身の労働者の多くがジョホール州のパシル・グダンなどの石油・ガス関連の施設で就労していると説明した。

英字紙「ザ・スター」によると、MOMのスポークスマンは、過去数年にわたり、外国人労働者の就労や就労許可の更新に関する規制を強化していることは事実だと認めた上で、今後もサバ・サラワク州出身者で必要なスキルを持つ労働者に関してはシンガポールでの就労を認めると説明した。

在シンガポール・マレーシア高等弁務官事務所によると、シンガポールでは外国人労働者が引き起こす犯罪行為などが問題となっており、政府は非技術労働者の雇用を規制する方針を強めているという。

(ザ・スター、9月10日)

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