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祭日&長期休暇の連続、雇用者側が生産性低下を懸念

2012年01月06日 09:47 JST配信

【クアラルンプール】 マレーシアでは年末年始の祭日に合わせて多くの労働者が長期休暇をとったが、1月後半−2月にかけては中国正月など祭日が再び重なるため、雇用主側は生産性の低下を懸念している。
マレーシアにおける国民の休日、州の休日およびスクールホリデーの日数は年間50日以上。世界でも最も法定休日の多い国となっている。労働者は他にも年間14日の年次休暇取得が権利として認められている。多くの労働者は公休日に前後して休暇を取得する傾向にあるという。
マレーシア製造業者連盟(FMM)中小産業部会のスーン・シュウフン会長は、有給の公休日が多すぎることで競争力低下などのマイナス影響があり、雇用主にとってはダメージとなっていると指摘。休日が週末と重なった場合は振り替えで新たに休日となることも不必要だと述べた。
同会長は、労働者それぞれの宗教に関連する祭日は労働者自身の判断に任せて休日とすべきで、関係のない祭日には通常通り仕事をするべきだとした。
マレーシア経営者連盟(MEF)のシャムスディン・バルダン専務理事は、祭事期間の生産性について、多くの従業員が休暇を取る場合、生産をストップさせないために少人数の労働者が出勤し、工場などを稼動させた場合は運営コストがかさむ要因となると指摘。休日出勤分の賃金も発生するために全体として休みを取ったほうが賢明な判断だと述べた。
MEFとマレーシア労働組合会議(MTUC)は年次休暇を使わない代わりに休暇日数分の給与の支払いを認める「買い取り」を検討しているという。

ザ・スター、1月5日

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