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中国・南車、ペラ州に車両センター設立へ 建設費4億リンギ、14年に運用開始

2012年09月25日 20:14 JST配信

【クアラルンプール】 中国の南車株州(CSR)は24日、運輸省との間でペラ州バトゥ・ガジャにおける車両センター設立に関する覚書を締結した。

CSRの車両センター建設には4億リンギが投じられる。2014年に運用開始の予定だ。敷地面積は20.23ヘクタール。CSR子会社の南車株州電力汽車(CSR ZELC)が運営を行う。年間100両から150両の車両を生産し、150両の改造を行う。800人の雇用の創出が見込まれている。

覚書の締結式に参加したナジブ・ラザク首相は、CSR車両センターの設立によりマレーシアの鉄道産業の成長につながるとコメント。地域社会への雇用やビジネス機会の創出し、技術などを提供する重要なセンターになることへの期待を示した。

ナジブ首相によると、今後10年でマレーシア国内の車両の需要は250両となり、東南アジア諸国連合(ASEAN)や中東からも2,900両の需要が見込まれる。また、今後5年間で1,350両がメンテナンス・修理・整備(MRO)設備が必要になることが予想されている。

CSR ZELCはすでに、マレー鉄道向けに6両編成の電車38編成(総額18.9億リンギ)の供給事業を受注している。 

■KLーASEAN、中国間の高速鉄道敷設を検討■

覚書の締結式に参加したコン・チョーハ運輸相は、クアラルンプール(KL)からタイなどのASEAN、中国などを結ぶ高速鉄道(HSR)敷設を計画しており、調査を行っていることを明らかにした。同相は飛行機を利用するよりも高速鉄道を利用する方がより便利になってきているとコメント。まだ政府間の合意には至っていないという。

公共陸運委員会(SPAD)は現在、KLーシンガポールを結ぶHSRの事業化調査を進めている。年末までに調査は終了する見込み。2013年中頃までには入札が行われる予定となっている。同相は、磁気浮上式技術を使うかについてはまだ決定していないとコメントした。

(ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、9月25日)

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