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今年の新株公開、すでに73億米ドル規模 アジア太平洋全体の4分の1

2012年10月09日 16:48 JST配信

【クアラルンプール】 マレーシアにおける今年の新規株式公開(IPO)の規模がすでに73億米ドル(223億リンギ)に達し、アジア太平洋地域全体の4分の1を占めていることが明らかになった。

ブルサ・マレーシア(マレーシア証券取引所)にとっては、新株発行の売り上げは2010年の総額69億米ドル(210.7億リンギ)を超える記録的な額となった。

トムソン・ロイターズ・インベストメント・バンキング・スコアボードによると、ブルサ・マレーシアの規模は現在、ナスダック、ニューヨーク証券取引所、東京市場第一部に次いで世界で4番目の規模となっている。

IPO引受業務のランキングではCIMBグループがトップで、引受市場のシェア20%を獲得している。ついでドイツ銀行、マラヤン・バンキング(メイバンク)がそれぞれ12.2%シェアを獲得している。

マレーシアの証券市場は1990年代半ばには時価総額が2,000億米ドル(6,108億リンギ)となり、東京、香港に次ぐ規模の市場だった。その後、規模は縮小していたがIPOの活発化で再度マレーシアの証券市場の地位が高まりつつある。マレーシアの政治的安定性や経済的回復力、調和の取れた経済成長などが評価されているという。

マレーシア市場では今年、フェルダ・グローバル・ベンチャーズ・ホールディングス(FGV)がIPOで33億米ドル(101億リンギ)を調達し、IHHヘルスケアも20億米ドル(61億リンギ)を調達した。今年はアストロが上場を控えている。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ、10月6日)

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