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世銀、経済成長予想を4.8%に上方修正 来年は4.6%に下方修正

2012年10月09日 20:14 JST配信

【クアラルンプール】 世界銀行は8日、「東アジア・太平洋地域経済データ・モニター」を発表、マレーシアの今年の国内総生産(GDP)成長率予想を4.6%から4.8%に上方修正した。

一方、2013年の経済成長については、5.1%から4.6%に下方修正した。アジア開発銀行も先きごろマレーシア成長率予想を発表、4.6%に修正した。なお東アジア・太平洋地域全体については今年の成長予想を7.6%から7.2%に下方修正した。

世銀によるとマレーシア、インドネシア、タイでは政府や民間セクターによる投資が盛んに行われている。マレーシアでは公務員の昇給や、世帯向けの現金支給などにより計画よりも支出と歳入が増えていると指摘。インフラ整備への費用の一部は、国営企業や民間セクターにより支出されており、開発予算は4%増に抑制している。政府が先ごろ発表した来年度予算では、財政赤字をGDP比4%に留めるとしている。

世銀は2013年について、中国の成長が景気刺激策により今年の成長予想の7.7%から8.1%に回復することが見込まれるとし、世界貿易の改善につながると予想している。一方、東アジア全体の成長は減速すると見ており、成長率予想を4.5%としている。

今後の見通しについて世銀は、最近の政策の動きにより欧州債務危機からのリスクは軽減しているものの、米国の「財政の崖」問題により金融市場の混乱は依然として続くと予想している。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ、10月9日)

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