ホーム > 経済, 統計・調査 > IMF、マレーシアの経済成長予想を維持 今年4.4%、来年4.7%

IMF、マレーシアの経済成長予想を維持 今年4.4%、来年4.7%

2012年10月10日 20:44 JST配信

【東京】 国際通貨基金(IMF)の年次総会が9日、東京で開幕した。IMFはマレーシア経済の成長率予想について、今年が4.4%、来年は4.7%の予想を維持した。

世界経済の成長見通しについては、今年は7月時点での3.5%の予想を3.3%に引き下げ、来年についても3.9%から3.6%に引き下げた。欧州および米国における問題が引き続き世界経済の成長への脅威となると指摘した。

IMFのオリビエ・ブランシャール経済顧問兼調査局長は世界経済の見通しについて、先進国の成長が低速化していることで新興発展途上国経済の輸出などに影響が出ていると指摘。製造業の製造サイクルは低迷しており、工業生産は先進国、発展途上国両方で減速しているとした。世界経済の牽引役である中国経済も今年第2四半期に減速しており、アジア全体の経済に影を落としているという。一方で、日本やタイ、豪州、ニュージーランドでは自然災害からの復興が経済活動を活発にしていると指摘した。

IMFは中国における投資が最近大幅に増えているが、今後大幅な投資減速に繋がることもあるとし、韓国やマレーシア、台湾、タイなど互いに強いつながりを持つアジアのサプライ・チェーンにマイナス影響を与える可能性もあるとした。

新興アジアではインフレ圧力は高くないが、中国とマレーシア、タイの通貨は評価が下がっていることから金融政策面では慎重になることが重要だとした。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ、10月10日)

関連カテゴリ: 経済, 統計・調査

このサイトに掲載されている記事はアジアインフォネットが提供しております。