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東方政策30周年、今後も日本から学ぶ=首相 日本の中小企業の参入に期待

2012年10月11日 20:21 JST配信

【クアラルンプール】 東方政策(ルックイースト)30周年を記念するイベントが10日クアラルンプール(KL)で開催され、挨拶に立ったナジブ・ラザク首相は高所得国家を目指すために、今後も引き続き日本から学んでいくと述べた。

ナジブ首相は、今後は東方政策の第2波と並行して経済変革プログラム(ETP)が行われることで、高所得国家入りの目標が達成できると強調。今後は日本の中小企業(SME)がマレーシア企業と協力し、グリーン技術や、技術サービス、高付加価値を持つセクターなどの事業への参加に期待しているとコメントした。特殊技術や先端技術を学ぶだけではなく、今後はマレーシア日本国際工科院(MJIIT)のような教育機関の設立のためマレーシアと日本は注力していくべきだとした。

在マレーシア日本大使館の中村 滋大使は、英字紙「ニュー・ストレーツ・タイムズ」への寄稿の中で、ルックイースト政策に対するナジブ首相の協力は政策の第2波の道を開くと指摘。今回のイベントにおいて、将来のビジネスや政策について協議できたことは有意義だったとした上で、今後2国間の新たな章の幕開けとなることに期待していると述べた。

ルックイースト政策は今年30周年を迎えた。1982年に当時のマハティール・モハメド首相により導入されて以来、1万5,000人以上のマレーシア人が日本の大学や技術施設、企業で研修を受けている。

マレーシアにとり日本は最大の投資国となっている。昨年の投資額は32億米ドル(92億5,000万リンギ)に上っており、1980年以来最も高い投資額となった。

(ザ・サン、ザ・スター、ニュー・ストレーツ・タイムズ、10月11日)

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