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会計検査院報告、公的機関の財務状況が改善 国債発行額は過去最高

2012年10月16日 20:00 JST配信

【クアラルンプール】 2011年度の会計検査院報告が15日に発表され、中央省庁・機関による財務管理状況が2010年と比べて改善したことが明らかとなった。

報告によると、財務管理が良好(4ツ星)と評価されたのは111の省庁・機関で、全体の31.4%。2010年報告の77省庁・機関(21.6%)、2009年の48省庁・機関(12%)から大きく改善した。

州別では、野党連合・人民同盟(PR)が政権を握るセランゴール州とペナン州の財務状況が最も良好だった。

アンブリン・ブアン会計検査院長官は財務管理の改善について、アカウンタビリティ(説明責任)指数の導入により各機関の財務担当者が、財務管理状況の管理対策をとったことが改善に繋がったと述べた。アカウンタビリティ指数は政府機関・省庁が法律や規制への順守の度合いを指数化するもの。

合計で456件の財務諸表が提出され、うち388件の財務諸表は違反など指摘項目がなかった。25件は規定の会計基準を満たしていないことが指摘された。

報告によると、2011年の歳入は1,854億2,000万リンギで、2010年の1,596億5,000万リンギから増加した。原油の国際価格の上昇と国内経済の成長、内国歳入局(IRB)や関税局による取締り強化が奏功した。国債発行額は、前年度比12%増の4,561億2,000万リンギとなり過去最高を記録。ただ国内総生産(GDP)比51.77%で、前年度の53.15%からやや低下した。

(ザ・スター、ザ・サン、10月16日)

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