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ココナッツ繊維の世界最軽量の防弾チョッキを商品化へ

2012年10月18日 15:35 JST配信

【クアラルンプール】 マラッカ州のユニバーシティ・テクニカル・マレーシアにより発明されたココナッツの繊維からできた世界最軽量のボディアーマーが商品化される。

4月に発表された「イノベーション・ビジネス・オポチュニティ」(IBO)のもとで商品化に向けた公開入札が行われ、テンブス・リソーシズにより商品化されることが決定した。セミオーガニックの防弾チョッキの重量は約3.5キログラム。価格は1着約2万リンギとなる。

テンブス・リソーシズは、工場に初期の運転資金として1,600万リンギを投資する。向こう3年間で約150人を雇用する計画だ。国内の警察や警備員などの市場をターゲットにしており、アジア市場に向けた輸出も計画している。

ナジブ・ラザク首相は16日の国会で、エージェンシー・イノバシ・マレーシア(AIM)に選ばれた国内企業や大学、リサーチ・センターで開発された42種類の技術の商品化に向けた公開入札が行われたと述べた。うち33の技術は向こう3年間で15億8,000万を売り上げることが見込まれている。33の技術のうち、15がすでに商品化に向けて提携企業が決定しており、残りの18の技術については商品化に向けた交渉が行われているという。商品にはココナッツ繊維のボディーアーマーの他、デング熱やマラリアなどを媒介する蚊の殺虫剤、アブラヤシでできたペレットなどが含まれる。

ナジブ首相は、革新的な技術により富を創る努力をすることで、世界での競争力を増強することにもつながると述べた。

(ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、10月17日)

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