ホーム > 三面・事件 > ファストフード店員が客に暴行、動画流出で波紋

ファストフード店員が客に暴行、動画流出で波紋

2012年02月15日 12:32 JST配信

【クアラルンプール】 以前、従業員が売り物のフライドチキンを足蹴にしている映像がネット上に流れて騒ぎを巻き起こしたファストフードのKFCで、今度は従業員がお客とケンカしている動画がネット上に流出した。この動画を巡ってケンカの背景に人種差別があったとの臆測が浮上したことから、ネチズンらの間で騒ぎが拡大している。
事件が起きたのはセランゴール州シャアラムにある「I-シティ」店で、長蛇の列をつくって45分間も自分の番を待っていた被害者の華人男性が、主力商品であるフライドチキンが品切れになったと告げられて激怒。「チキンが無いのなら早く言え」とカウンターで苦情を言うと、マレー人店員が「チキンは売り切れだ。何が欲しいのか」と軽蔑するように答えたのでマネジャーを呼んだが出てこなかった。男性は一旦店を出たが、後でクレームするために従業員の名前を記録するために再び入店したところ、店員の1人が殴りかかってきたという。
これを見ていた人が動画を撮影して「フェイスブック」に掲載したが、これがあっという間に広まって被害者男性が人種差別的な発言を行ったために店員が暴力に至ったとの見方が独り歩きしはじめた。
このため被害者男性や目撃者がメディアに登場し、人種差別的な発言はなかったと証言する騒ぎに発展した。なお被害者男性にはケガはなく、警察が間に立って被害者側と店員側の双方に和解を勧告している。

星洲日報、南洋商報、ザ・スター、2月10、12日

関連カテゴリ: 三面・事件

このサイトに掲載されている記事はアジアインフォネットが提供しております。