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半導体メーカー、第4四半期は横ばいとの見方 一部では大幅ダウン予想も

2012年10月30日 06:52 JST配信

【ジョージタウン】 国内の自動化半導体装置や半導体メーカーなどは、今年第4四半期は昨年と比べて横ばいとなると見込んでいるが、複数の企業は2009年以来の業績ダウンを見込んでいる。

ミニ・サーキット・テクノロジーズ(M)のケルヴィン・キュー会長は、第4四半期はサブプライムローン問題の打撃を受けた2009年以降で最悪の四半期となると予想。経済危機の影響で多くの企業は在庫過多を避けるため、最終四半期の予算を切り詰める傾向にあり、クリスマス時期向けの家庭用電化製品への注文も今後多く入ることは見込まれないという。

半導体産業の出荷受注比率は世界的に1を下回っており、需要が低い状況となっている。

通信業界向けの無線周波数(RF)制御部品を生産するミニ・サーキットの第2四半期の業績は好調だったが、第3−4四半期にかけて悪化を見込んでいる。2012年通年では昨年と変わりない業績が予想されるという。中国の消費が減速していることが業績に影響するという。

ペンタマスター・コーポレーションは、第4四半期が2009年以来最悪となると予想。売り上げに30%の貢献をしている半導体検査機器の売り上げは第4四半期に2桁台の落ち込みが見込まれるという。

ペンタマスターはスマートフォンやタブレットメーカーとの間で、次世代のテスト機器生産に向けて協議を行っている。

GUHホールディングスは、中国市場の減速を受けて、インドネシアやタイなど東南アジア諸国連合(ASEAN)市場での事業を本格化している。日本や韓国の家庭用電化製品メーカー向けのプリント基板需要が見込まれるという。

ヴィトロックス・コープは、チップの検査に使用される機械視覚装置(MVS)事業が減速していると指摘。2012年は昨年と比べて横ばいとの見方を示した。

(ザ・スター、10月29日)

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