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渦巻き線香に知的財産権?高裁が無効判決

2012年11月08日 16:20 JST配信

【ペナン】 道教寺院や仏教寺院で使われる棒状や渦巻き型の線香の形状について知的財産権を取得した2社に対してペナン州華人商工会議所が異議を申し立てていた裁判の高裁判決が10月31日にあり、クアラルンプール高裁は知的所有権を無効とする判断を下した。

問題は昨年11月、2社が華字媒体に知的財産権を取得したとの内容の告知文を掲載したことで発覚。これを受けてマレーシア北部地区神仏具製造販売業協会が同商工会議所に対策を求め、同商工会議所が協会に代わって知的財産権承認無効を求める裁判を起こしていた。

同商工会は、線香の形状が数千年前から使われている中国伝統のものでいかなる個人も独占することはできないとした上で、知的財産権が認められれば、国内の他の製造業者が製造できなくなると主張。裁判所もこうした主張を大筋で認めた。

ペナン州華人商工会議所は判決を評価した上で、中国文化を守る意味でも控訴しないよう2社に呼び掛けた。

(星洲日報、南洋商報、光明日報、11月7日)

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