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異教徒にイスラム法適用、クランタンで4人が罰金

2012年12月11日 16:28 JST配信

【クアラルンプール】 クランタン州で先ごろ、結婚前の男女が2人だけで人目につかない場所にいることを禁じたイスラム法のカルワット(Khalwat)に違反したとして非イスラム教徒の男女が罰金を科された。マレーシア華人協会(MCA)同州支部によると、非イスラム教徒がカルワット違反に問われるのはこれが初めてだという。同州はイスラム原理主義政党の汎マレーシア・イスラム党(PAS)が政権を握っている。

男女2人は、テンク・アニス公園の停車中の車に一緒にいたところを摘発された。2人は容疑を否認している。また非イスラム教徒の男性2人が、コタバル空港付近に停めた車内で淫らな行為を行ったとして摘発された。この2人も容疑を否認している。

華字紙「中国報」によると、非イスラム教徒がイスラム法のもとで罰せられる事件は多くあり、今回の事件は氷山の一角にすぎないという。11月にもクランタン州の非イスラム教徒が経営するヘアサロンが男女分離規則に違反しているとして罰則が科され、議論を呼んでいた。

事件を受けMCAは、非イスラム教徒に対しイスラム法を適用することは公平ではないとした上で、今後4人を支援して行く方針を明らかにした。チュア・ソイレック党首は、もし野党連合・人民同盟(PR)が政権を取った場合は全国的にイスラム法が適用されるようになる恐れがあるとし、次期総選挙で野党に投票しないよう呼び掛けた。

(ザ・スター、12月8ー10日)

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