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2012年通年のGDP成長率は5.6% 第4四半期は6.4%

2013年02月20日 20:43 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 中央銀行バンク・ネガラは20日、2012年通年の国内総生産(GDP)成長率が5.6%になったと発表した。前年の5.1%を上回る堅調な成長をみせた。世界経済の減速に伴う輸出の減少を旺盛な国内需要、民間消費が相殺した。

サービス業が6.4%と堅調を維持、製造は前年の4.7%から4.8%にやや改善、建設が4.6%から18.5%と大幅に改善した。鉱業・採石も5.7%のマイナス成長から1.4%のプラス成長に回復したが、農林水産は5.9%から0.8%に減速した。通年の国内需要は10.6%増、民間消費の伸びも7.7%と高い水準となった。公共支出は5.0%の増加。民間投資は22.0%、公共投資は17.1%、それぞれ増加した。

昨年第4四半期(10−12月)のGDP成長率は、全体で前期(7−9月)の5.3%を上回る6.4%だった。民間消費は6.1%の伸びとなり、公共支出も1.1%の伸びとなった。民間投資は20.2%、公共投資は11.1%、それぞれ増加した。

同期の製造は、前期の3.3%を上回る5.8%の成長となった。繊維・衣料を除くすべてのサブセクターでプラス成長となり、特にセクター全体の16.0%を占める輸送機器・その他は10.7%成長、石油・化学・ゴム・プラスチックも5.2%の成長となった。

農業は、パーム油生産の増加に伴い5.6%の成長となった。公共事業や住宅開発が後押しした建設業は、第4四半期に18.1%の大幅成長となった。鉱業・採石は天然ガスや原油生産の回復にともない2007年第2四半期以来となる4.3%という高い成長となり、マイナス1.2%成長だった前期からプラス成長に転換した。

2013年の通年のGDPについて、中銀は民間部門に牽引されて内需拡大が引き続き期待できるとして4.5—5.5%のプラス成長を予想している。

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