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マレーシアの生産性、他国より低水準 向上率も低め=生産性公社

2013年02月26日 20:04 JST配信

【クアラルンプール】 マレーシア生産性公社(MPC)によると、マレーシア人労働者の勤務時間は他国と比べて長い傾向にあるが、生産性レベルは低いという。

MPCによると、マレーシア人労働者の生産性レベルは、米国や日本、英国、韓国、シンガポールなどの国と比べて低い。金額にするとマレーシア人労働者の生産性は年間4万3,952リンギとなっている。

マレーシア人労働者の生産性は年間4.5%の割合で向上しており、インドネシアやインドなどと比べると低い率だ。中国の向上率は8.7%、インドネシアは5%、インドは4.8%。

労働生産性レベルは実質国内総生産(GDP)と国内の労働者数から算出される。

生産性レベルが最も高いのは米国で28万5,558リンギ、次いで日本(22万9,568リンギ)、香港(20万1,485リンギ)となっている。マレーシアが目標とする2020年の先進国入りに際しては、生産性は8万7,500リンギとなることを目指している。

MPCによると、生産性は労働時間の量ではなく内容や質が重要となる。マレーシア人労働者は「ティー・ブレイク」に長い時間を費やすなど、労働時間が長い割りに生産性が低い傾向にあり、会社側は残業代や電気代などにコストをかける必要があるという。

生産性の向上のためには、勤務時間内に休息をとることができるようなフレキシブルなシステムや、プロジェクトをベースとしたインセンティブ、労働環境の改善などが有効だ。

2011年のセクター別の生産性と向上率は、サービス(4.9%、5万3,938リンギ)、農業(6.23%、2万9,466リンギ)、製造(1.97%、5万4,509リンギ)、建設(3.09%、2万4,635リンギ)となっている。

マレーシア労働組合会議(MTUC)は、外国人の非技術労働者の存在がマレーシアの生産性レベルを低くしていると指摘している。国内の労働力のうち30%が外国人となっている。

(ザ・スター、2月26日)

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