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最低賃金制度、全国労組は6月発表を予想 グロス750—900リンギに期待

2012年02月16日 20:41 JST配信

【クアラルンプール=アジアインフォ】 国家賃金評議会(NWCC)による最低賃金制度についての検討が続いているが、マレーシア労働組合会議(MTUC)は発表が今年6月ごろ、施行は9—10月ごろになるとの見通しを示している。S.スブラマニアム人的資源相は先ごろ、2月中に発表したい考えを示していた。
「日刊アジアインフォ」の取材に対しMTUCのK.ソマスンドラム教育部長は、NWCCが最低賃金を全国一律900リンギとすることを提言したとする一部の報道を否定。900リンギというのは政府側の腹案であり、NWCCはいかなる公式な見解もまだ示していないと述べた。900リンギという数字については諸手当がこれに含まれているかどうかもはっきりしておらず、政府が観測気球を打ち上げる意図で漏らしている可能性もある。
同部長によると、MTUCは貧困水準が700リンギとされることから最低賃金をグロス(諸手当を含めた総額)で750—900リンギとするのが妥当と主張しており、平等の観点からも金額を全国一律にし、かつ外国人労働者にも適用するよう求めている。
一方、マレーシア経営者連盟(MEF)は、地域別に最低賃金を設定することや外国人労働者への適用除外を求めている。

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