ホーム > 政治・外交, 統計・調査 > 一票格差問題、16.7%でも政権奪取が可能=サン紙

一票格差問題、16.7%でも政権奪取が可能=サン紙

2013年06月11日 13:30 JST配信

【ペタリンジャヤ】 得票率で上回った野党連合・人民同盟(PR)が先の総選挙で与党連合・国民戦線(BN)に敗北したことを受けて選挙区割りの問題が浮上しているが、理論的にはわずか16.65%の得票率でも過半数の下院議席を獲得することも可能だという。英字紙「ザ・サン」が報じた。

下院議会(定数222)の選挙区割りの問題で、一票の格差が開いているのが原因。選挙人の少ない方から数えて過半数の議席に相当する112の選挙区は、最も少ないところがプトラジャヤ(有権者1万5,791人)で、多いところはクアンタン(同5万6,280人)。一方、選挙人が比較的多い110の選挙区は、10万人を超えており、カパールは14万4,159人となっている。カパールとプトラジャヤの一票格差は9.13倍にも達している。

仮に選挙人の少ない方の112の選挙区で過半数の得票を獲得する場合、他の選挙区でゼロだったとしてもわずか220万9,000票で済む。これは全得票数の16.65%に過ぎないという。先の総選挙の投票率は約80%だったから、選挙人が少ない112議席を獲得するのに必要な得票は実際には176万7,117票だったということになる。これは選挙人全体の13.4%に過ぎない計算となる。

選挙区の見直しは野党連合や弁護士会などが強く要求しており、選挙委員会(EC)のワン・アハマド・ワン・オマル議長は、年内にも見直しに着手する方針を明らかにしている。

(ザ・サン、6月10日)

関連カテゴリ: 政治・外交, 統計・調査

このサイトに掲載されている記事はアジアインフォネットが提供しております。