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9日予定の抗議集会、政府は条件付きで容認の構え 野党側は「平和的に」強行へ

2012年01月05日 20:48 JST配信

【クアラルンプール】 野党連合・人民同盟(PR)のリーダーであるアンワル・イブラヒム元副首相の同性愛裁判の判決が言い渡される9日に同氏支持者が裁判所前で大規模な抗議集会開催を予告しており、事を荒立てたくない政府は開催場所などを条件に容認する構えを見せている。
「フリー・アンワル901」キャンペーンへの参加呼び掛けはショート・メッセージング・サービス(SMS)を通じて広まっており、人民正義党(PKR)セランゴール支部のシュハイミ・シャフィー広報部長は「警察が集会許可を出すはずがないので申請する意図はない」と述べ、無許可で集会を強行する考えを示した。野党側は10万人が参加すると見込んでいる。
ヒシャムディン・フセイン内務相は、抗議集会を開いてもそれが判決結果に影響することはないと強調。感情的にならずに集会参加呼びかけに応じないよう国民に訴えた。その一方で野党側に対しては、国内の混乱を招くような行為を慎むよう呼び掛け、体育館などに場所を移した上での平和的な集会ならば認めても良いとの考えを示した。昨年7月9日に公正な選挙実施を求める民間グループ「BERSIH 2.0」が主催した大規模デモの摘発が、国民からの批判を浴びたことへの反省があるとみられる。
ヒシャムディン内務相の意を受けた警察トップは、野党側と話し合いを希望しており、PKRのアズミン・アリ副党首も「内務省・警察にとってもイメージ回復になる」として話し合いに応じる構えをみせている。

ニュー・ストレーツ・タイムズ、ザ・スター、星洲日報、1月5日、ベルナマ通信、1月4日

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