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マレーシア中銀、政策金利を3%で据え置き インフレは低水準維持と予想

2012年02月01日 09:46 JST配信

【クアラルンプール=アジアインフォ】 中央銀行(バンク・ネガラ)は1月31日に定例金融政策会合を開催し、政策金利である翌日物政策金利(OPR)を3.00%で据え置くことを決めた。中銀は昨年5月、インフレ対策として10カ月ぶりにOPRを引き上げたが、それ以降は据え置いている
中銀は声明の中で、ここ数カ月は欧州の債務超過問題、財政再建に向けた動き、重大政策に関する先行きの不透明さに端を発し、世界的に景気や財政状況が悪化していると指摘。これによって生じた市場の不安定さ、金融活動の不活発さ、労働市場の悪化が先進国経済の成長を阻害しているとし、景気のダウンサイズリスクを生じさせているとした。そしてアジアでは内需が景気を下支えしているものの、成長の勢いはこうした外的要因によって弱められていると指摘した。
マレーシア国内経済については、昨年第4四半期も引き続きプラス成長を維持したが、これは国内需要と投資に牽引されてきたと指摘した。また今後も民間セクターの経済活動と公共投資により下支えされるとみられ、国内向け産業に支えられ労働市場も安定を維持するとみられるとした上で、全体的には外需の減少による輸出や工業製品に影響が出ると指摘した。
2011年には3.2%だったインフレについては、2012年はグローバル経済の減速によりコモディティ価格の上昇圧力は軽減されゆるやかな水準で推移すると予想した。

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