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最近のマレー人の若者、民族&宗教より個人を重んじる傾向強く

2012年02月17日 12:44 JST配信

【クアラルンプール】 「マレーシアン・インサイダー」が行った街頭調査によると、多くのマレー人の若者が民族よりも宗教を自分のアイデンティティの拠り所だと考えている一方、宗教が政治化されすぎていると感じており、もっと個人の問題として捉えるべきと考えているようだ。
理系学生のワン・ジャワードさん(23)は、「民族や宗教は個人的な事柄であり、人間は一個人として扱われるべきだと思う」と政府がもっと個人を尊重すべきだと語った。モハンマド・ファリドさん(25)は、「背教行為への恐れはあるが、背教行為を行うかどうかは個人的な問題と考えるべき」とした上で、「個人の信仰心を強く持ってさえいれば信仰を維持できるので背教行為があろうがなかろうか問題ではない」と述べた。
また多くのマレー人若者は、民族や宗教が政治の道具にされることが、国民融和の妨げになっていると感じている。ラシュアアド・アリさん(23)は、「民族をベースとした政党は間違っている。マレーシアが真に一つの国であるなら、政治家はマレー人だの華人だのインド人だの言い続ける必要はない」と語った。
世論調査機関ムルデカ・センターがマレー人の若者15−25歳を対象に行った2010に行った調査では、5分の4が政治におけるイスラム教の急進主義台頭を懸念材料に挙げており、70%が汚職や表現の自由の制限を挙げている。

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