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8世紀のヒンドゥー寺院遺跡、開発業者による破壊が波紋

2013年12月11日 16:41 JST配信

【クアラルンプール=マレーシアBIZナビ】 ヒンドゥー寺院遺跡が多数残っていることから国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に申請中のケダ州のブジャン・バレー(レンバ・ブジャン)で、不動産開発のための遺跡破壊が行われており、連邦政府や州政府に対する批判の声が上がっている。

マレーシア科学大学(USM)によると、ケダ州には127の考古学的史跡があり、90のヒンドゥー寺院跡が残っている。8世紀ごろからイスラムが入ってくるまでの間、栄えていたとみられている。今は多くが祠堂の基壇部分だけが残っている状態となっている。

騒動のきっかけは11番という番号が付けられた1200年前の寺院跡が12月1日、住宅開発業者によって残った基壇部分が破壊・撤去されたこと。世界文化遺産の候補になっていながら、何ら保全措置がとられずに荒れるままとなっていた。

インド系市民からは「ヒンドゥー遺跡であるためないがしろにされている」との不満の声もきかれ、文化財、特に非イスラム文化への軽視を指摘する声も上がっている。

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