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ペナンの古いショップハウスが高騰、相場がKL中心部並みに

2012年03月22日 12:01 JST配信

【ジョージタウン】 国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に指定されたジョージタウン中心部で、第二次世界大戦以前に建てられたショップハウス(店舗兼住居)の価格が高騰しており、人気の場所ではクアラルンプール(KL)中心部の超高級コンドミニアムにも匹敵する1平方フィートあたり2,000リンギにもなっている。
ある企業家は、これまで賃借していたビーチ・ストリートにあるショップハウス(2,000平方フィート)を400万リンギで購入した。世界遺産に指定される前の2008年当時は、面積やロケーションによって20万リンギから80万リンギが相場だったから、少なくとも5倍以上になっていることになる。
世界遺産の価値を知る外国人やKLなどの資産家が飛びついたことが相場を引き上げているのは間違いないが、最近では地元の企業家が購入するケースも増えているという。
こうして高額で買い取られた物件は、ブティック・ホテルなどに改造されるケースが多い。ロープ・ウォークのある3階建て物件を2008年に300万リンギで購入した地元企業家は、1千万リンギをかけて改装。1泊2,000リンギの高級スイートとして売り出している。
世界遺産地区のショップハウス相場高騰の傾向に拍車をかける決定打となったのは、2010年9月にある銀行が実施した競売だった。物件はアルメニアン・ストリートにある間口20フィート、奥行125フィートの壊れかけた建物で最低落札価格は45万リンギだったが、落札価格は3倍近い110万リンギとなった。改装していない状態でありながら現時点で260万リンギの価値があるとの専らの評判で、不動産専門家の間では今後さらに上昇するとの見方が支配的だ。こうした古いショップハウスの価格高騰は、遺産地区の周辺地域にも広がっているという。

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