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超民族・宗教運動「我が国連盟」結成 68のNGOが組織、マレー団体は批判

2014年07月12日 07:30 JST配信

【ペタリンジャヤ=マレーシアBIZナビ】 68の社会活動組織や非政府組織(NGO)が共同で、民族・宗教を超えた新たな国民協調に向けた市民運動「ネガラ・ク」(我が国連盟)を結成、10日に記者会見を行なった。最近目立っている過激な宗教主義、民族主義に対し、国民の懸念が高まっていることを受けたもの。国民の真の融和を図り、全てのマレーシア国民の権利の保証を目指す。

発起人の一人である、公正な選挙を求める民間グループ「BERSIH(クリーン)」の元代表、アンビガ・スリーネヴァサン氏は、「ネガラ・ク」が民族主義・過激主義に対して辟易している全国民のためのものであり、政治運動ではないと言明。ソーシャルメディアなどを通じてそうした動きを煽っている人物を明らかにしていくと述べた。また「ネガラ・ク」がマレーシアの歴史に汚点を残した1969年5月13日に起きた最大の民族間衝突事件に対する回答だとし、政府に対して国民の懸念の声に耳を傾けるよう働き掛けていくとした。

共同発起人のA.サマド・サイド氏は、民族・宗教を介入させることが偏狭さと過激主義を増大させたと指摘。こうしたことが社会の危険な潮流となっているとした。

■マレー団体は「反イスラム」と批判■

「ネガラ・ク」結成を受けてマレー系NGO、マレーシア・ムスリム連帯(ISMA)は、直ちに反応。「新たな反イスラム主義、反マレー人組織」であると批判した。

アブドル・ザイク会長は、「別の顔にみせかけているが反イスラムの主張という根底は同じ」と指摘。連邦の公式宗教でありマレー人の権利であるところのイスラム教に敵対するものだと主張した。

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